アクアマリンの秘密
「え…?」

「今…白斗の心を読んだな。
いや…違う。むしろ…双方の合意のもとで無言のうちに意思疎通を図っていた。違うか?」



鋭い…指摘。
まさにその通り。



「『その通り』といった顔つきだね。実に…面白い力だ。
…今日は晩餐にしよう。あと2時間後、またここへ来たれよ。
そこの者。」

「はっ!!」

「この者たちを客室へ案内せよ。」

「はっ。皆様こちらへ。」

「えっと…はい…。」



案内されるがままに進み、一つの大きな部屋の前に来た。



「こちらが大型客室となっております。
こちらをご使用ください。」

「あ、ありがとうございます!!」



パタンとドアが閉まる。


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