アクアマリンの秘密
「白斗さんっ!!」

「え!?」

「なにっ!?白斗、いたの!?」

「見えたっ…白斗さん…のいるところ…と…ちゃんと建物が繋がってる。
白斗さん…壁にもたれかかってた…。
だから…あたしの気持ちも…読みとってくれるかもしれない。」

「え?」



あたしはまた目を閉じた。





白斗さん…。

あたしたちだけじゃ…この異変には対応しきれない。
白斗さんの故郷のことが分かるのは、白斗さんだけだよ。

白斗さん…。










あたしの声…聞こえますか?











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