アクアマリンの秘密
白斗さんの透き通った声が大広間に響く。
そしてゆっくりと頷く椿様。
「白斗は自由だ。
燈龍の言葉…ゆめゆめ忘れるでないぞ。」
「はい。もちろんです。」
「そして星来。」
「はっ…はいっ!!」
「見苦しいところを見せたな。」
「いえっ…そんな…。」
あたしが口ごもると、椿様は涙を拭ってあたしを見つめる。
「だが…そなたのおかげで…私も進める。
そなたには『ハート』の力だけではなく、その力を支えるだけの強さもあるのだな。」
「強さ…ですか…?」
「自分では分からぬか。
それもまぁ良い。
これからが楽しみだな…。」
「…はい…?」
「それと…白斗、共鳴石のことだが…。」
「はい。」
「そなたたちが持っていた方が良いのではないか?
お前のそばに置いておく必要があるだろう。その方が力が増幅する。」
「でも…いいんですか…?共鳴石はこの国の人々と共鳴して…。」
「イアルを倒せなくてはここも滅びる。
奴らを滅ぼすのは…そなたたちの役目だ。違うか?」
「…あたしたちの…役目です。」
「では、持っていきなさい。」
「…お預かりいたします。」
そしてゆっくりと頷く椿様。
「白斗は自由だ。
燈龍の言葉…ゆめゆめ忘れるでないぞ。」
「はい。もちろんです。」
「そして星来。」
「はっ…はいっ!!」
「見苦しいところを見せたな。」
「いえっ…そんな…。」
あたしが口ごもると、椿様は涙を拭ってあたしを見つめる。
「だが…そなたのおかげで…私も進める。
そなたには『ハート』の力だけではなく、その力を支えるだけの強さもあるのだな。」
「強さ…ですか…?」
「自分では分からぬか。
それもまぁ良い。
これからが楽しみだな…。」
「…はい…?」
「それと…白斗、共鳴石のことだが…。」
「はい。」
「そなたたちが持っていた方が良いのではないか?
お前のそばに置いておく必要があるだろう。その方が力が増幅する。」
「でも…いいんですか…?共鳴石はこの国の人々と共鳴して…。」
「イアルを倒せなくてはここも滅びる。
奴らを滅ぼすのは…そなたたちの役目だ。違うか?」
「…あたしたちの…役目です。」
「では、持っていきなさい。」
「…お預かりいたします。」