アクアマリンの秘密
「記憶って操作できるんですか!?」
「持つべき力を持って、やろうと思えば。
ちょっとやそっとの魔力じゃ出来ないよ。
でも…星来の力だったら出来るかもね。
…操作したい記憶でもあるの?」
「いやっ…そういうわけじゃなくて…。」
「そっか。
でも…イアルなら…出来るかもしれない。
だからフェイに魔法をかけて…。」
「…おかしーだろ。
華央は死んで、この地のどっかに眠ってんだろーが。
だったらフェイになるはずねぇだろ?
それに…ビシアスは人間じゃねーものを元にして作ってんだろ?」
「…そうだよ。
ビシアスは人間じゃない…自然のものを使って作られたと『言われている』。
人間を元にして作ったビシアスなんて聞いたこともない。
だけど…『聞いたことがない』だけじゃそれを証明するにはあまりにも不十分だよ。」
「どういう意味だよ?」
「たまたまオレたちが耳にしたことがないだけで…ヒトの体を元にして作られたビシアスが存在する可能性は大いにある。今イアルたちが作っているかもしれない。
だから…フェイが華央ではないとは言い切れない。」
「お前、俺の話聞いてた?
華央の体はここに眠って…。」
「それが…分からないんだよ。」
「は?」
「え…?」
「持つべき力を持って、やろうと思えば。
ちょっとやそっとの魔力じゃ出来ないよ。
でも…星来の力だったら出来るかもね。
…操作したい記憶でもあるの?」
「いやっ…そういうわけじゃなくて…。」
「そっか。
でも…イアルなら…出来るかもしれない。
だからフェイに魔法をかけて…。」
「…おかしーだろ。
華央は死んで、この地のどっかに眠ってんだろーが。
だったらフェイになるはずねぇだろ?
それに…ビシアスは人間じゃねーものを元にして作ってんだろ?」
「…そうだよ。
ビシアスは人間じゃない…自然のものを使って作られたと『言われている』。
人間を元にして作ったビシアスなんて聞いたこともない。
だけど…『聞いたことがない』だけじゃそれを証明するにはあまりにも不十分だよ。」
「どういう意味だよ?」
「たまたまオレたちが耳にしたことがないだけで…ヒトの体を元にして作られたビシアスが存在する可能性は大いにある。今イアルたちが作っているかもしれない。
だから…フェイが華央ではないとは言い切れない。」
「お前、俺の話聞いてた?
華央の体はここに眠って…。」
「それが…分からないんだよ。」
「は?」
「え…?」