アクアマリンの秘密

それぞれの能力

沈黙を破るかのように白斗さんが入ってきた。


「お取り込み中だった?」

「いっ…いいえっ!!大丈夫です!!」

「そろそろ安定すると思うからテーブルの方に集まってくれるかな?
あ、もちろん蒼刃もだよ?」

「わーってるよ。」

「白斗ー!!機体も安定したよー
ビシアスたちも上手く撒けたみたい!!」

「ありがとう。桃依もこっち来てくれる?
安定したなら操縦はオートで大丈夫でしょ?」

「うん。今オートに設定してそっち行くよ。」




全員が一番広い部屋に集まった。
沈黙を破ったのはまたしても白斗さん。


「ここまでなにも説明せずに連れてきてしまって本当にごめんね。
紫紀がそろそろじゃないかとは読んでいたんだけど…」


白斗さんの言ってることがまだよく理解できない。
紫紀…さんが読むって何を?どうやって?

あたしが全然理解できてないってことを察したのか、白斗さんが笑いながら話を続ける。


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