アクアマリンの秘密
「私の左手の薬指よ。」

「?」

「共鳴石は…小さく縮められてここに収まっている。」

「…でも…それを取ったら華央さんは…。」

「…私は消えるわ。今こうして動いていられるのは…この共鳴石の力だから。」

「だったら…!!」


奪えない。共鳴石は…。
どんなに必要だとしても…華央さんをまた失うことは…。





















「だから…紫紀に…終わらせてほしいの。」


< 269 / 678 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop