アクアマリンの秘密
紫紀…あなたは私の最初で最後の男の人。
私が愛したのは…世界中でたった一人、あなただけよ。
あなたを愛することが出来て…私は本当に幸せだった。
あなたの隣にいるときだけは…ありのままの私でいられた。
飾ることも、強がることもせずに済んだ。
そのままの私を…
本当は強くない私を…紫紀はそのまま受け止めてくれた。
愛してる。
ありがとう。
…どれだけ言っても足りないわ。
でもね、さよならだけは言わないから。たとえ心の中でも絶対に。
私の体が完全に雪になってしまったその瞬間に、突風が吹く。
雪は風と共に舞い上がり、そして舞い落ちた。
あなたのいない場所へと。
雪になることは…別れじゃないの。
…雪はいつか水になり、そしてまたいつか…雪になる。季節が巡れば、また。
その時はあなたのもとに舞い落ちるわ、紫紀。
だからその時まで…。
私が最期に見た紫紀の顔は、ずっと見たかった笑顔だった。
少しぎこちなく笑う、大好きな笑顔だった。
私が愛したのは…世界中でたった一人、あなただけよ。
あなたを愛することが出来て…私は本当に幸せだった。
あなたの隣にいるときだけは…ありのままの私でいられた。
飾ることも、強がることもせずに済んだ。
そのままの私を…
本当は強くない私を…紫紀はそのまま受け止めてくれた。
愛してる。
ありがとう。
…どれだけ言っても足りないわ。
でもね、さよならだけは言わないから。たとえ心の中でも絶対に。
私の体が完全に雪になってしまったその瞬間に、突風が吹く。
雪は風と共に舞い上がり、そして舞い落ちた。
あなたのいない場所へと。
雪になることは…別れじゃないの。
…雪はいつか水になり、そしてまたいつか…雪になる。季節が巡れば、また。
その時はあなたのもとに舞い落ちるわ、紫紀。
だからその時まで…。
私が最期に見た紫紀の顔は、ずっと見たかった笑顔だった。
少しぎこちなく笑う、大好きな笑顔だった。