アクアマリンの秘密
* * *



「お前が言った通り、30秒しか止めないぞ。」

「はいっ!!それで充分です。」





あたしはジャニアに近付いた。
もちろんジャニアの時も止まっている。





「触れば…分かる…。」











あなたが誰なのか…?


あの眼差しの意味も。


あなたがもし…『大切な人』だったとしたら…


あたしがどうするべきなのかも…。









あたしはジャニアの右手にそっと触れた。



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