アクアマリンの秘密
「蒼刃…これ…。」

「あ、キャッチしたか、桃依。」

「うん。
これ…二つあるけど…パシフィックブレードの共鳴石って二つあるの…?」

「ああ。
守りの石『エメラルド』と、戦いの石『サファイア』だ。」

「じゃあ…蒼刃はこっちだね。」


そう言ってサファイアを俺に渡す桃依。


「ああ。ありがとな、桃依。」

「うんっ!!」




右手に父さんの形見の剣。
左手に共鳴石、サファイアを握る。



その瞬間にどっと現実的な痛みが襲ってくる。


俺は右手の剣を地面に突き刺して、体を支えようとした…。
だけど俺の視界は大きく歪む。














「蒼刃っ!!」





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