アクアマリンの秘密
「元の自分に興味はないのか?」
「どーせ元には戻れねぇんだから、気にしたって無駄だろ?」
「…実に合理的だな。」
戻れない。
どうしたって。
それは死を意味するから。
「話はそれだけか?」
「ああ。
それとジャニア。」
「なんだ?」
「フェイと仲良くするんだぞ?」
「なんで?」
「良いパートナーになってくれるはずだ。フェイは。」
「…意味分かんね。」
それだけ言い残して、俺はイアルの部屋を出た。
気付かれてはならない。
俺が月叉の記憶を宿していることは絶対に。
「どーせ元には戻れねぇんだから、気にしたって無駄だろ?」
「…実に合理的だな。」
戻れない。
どうしたって。
それは死を意味するから。
「話はそれだけか?」
「ああ。
それとジャニア。」
「なんだ?」
「フェイと仲良くするんだぞ?」
「なんで?」
「良いパートナーになってくれるはずだ。フェイは。」
「…意味分かんね。」
それだけ言い残して、俺はイアルの部屋を出た。
気付かれてはならない。
俺が月叉の記憶を宿していることは絶対に。