アクアマリンの秘密

守る覚悟

【蒼刃side】


* * *




『斬らないで…』




そう涙声で呟いた星来の声が頭の中でフラッシュバックする。




あの時の声も、涙も、そして表情も。

全てを思い出すのが、思い起こすのが嫌で











俺は目を開けた。



光が差し込んでいるということが分かる。



そして俺のベッドのそばに置かれた椅子には…






「蒼刃…。」






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