アクアマリンの秘密
最果ての国
* * *
「あたしも…ちゃんと勉強しなきゃ…。」
砂嵐の中で、共鳴石が指す方角へ向けて進み出して早3日。
共鳴石が砂嵐を避けてくれているとは言っても、まだ少しイアルの魔力が残っているのか、なかなか着かない。
だからあたしは勉強に勤しんでいる。
「みんなを…危険な目には遭わせたくないから…。」
そう思って、『月星の魔導書』に触れたその瞬間だった。
月星の魔導書が強い光を放つ。
「あたしも…ちゃんと勉強しなきゃ…。」
砂嵐の中で、共鳴石が指す方角へ向けて進み出して早3日。
共鳴石が砂嵐を避けてくれているとは言っても、まだ少しイアルの魔力が残っているのか、なかなか着かない。
だからあたしは勉強に勤しんでいる。
「みんなを…危険な目には遭わせたくないから…。」
そう思って、『月星の魔導書』に触れたその瞬間だった。
月星の魔導書が強い光を放つ。