アクアマリンの秘密
「…お前…さっきからなんか変だぞ?
自分の国…だからか?」

「え?」

「自分の国だから…変なのか?」

「なっ…べっ…別にあたしは変じゃないっ!!」


あたしがそう言うと、蒼刃がポンポンと子どもをあやすかのようにあたしの頭を撫でる。


「ちょっ…なにすんのっ?」

「あんまり…無理すんなよ。」

「わ…っ…分かってるっ…。」


蒼刃がそのまま外へ出ていく。
あたしはきゅっと胸の辺りを強く握った。











「あたし…どうしちゃったの…?
この前から…なんだか変だよ…。」



ドクンドクンと心臓が激しく音を立てる。
蒼刃に触られた頭が熱い。

…こんなことなかったのに…どうしちゃったのよあたし…。


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