アクアマリンの秘密
本当におかしい…。

蒼刃が…倒れちゃったあの日からずっと。



『あいつを倒して、お前を国に返す。』



そう言われた瞬間に…あたし…







「ヘン…だよ…すっごく…。
だってそれはすごく自然なこと…なのに…。」







それはとても当たり前のことで、喜ぶべき未来なのに。
あたしはあの時…

素直に喜ぶことさえ出来なかった。
むしろ…心臓が止まったみたいに苦しくなって、切なかった。

ずっと…一緒にいたい。
離れるのは嫌。

だって…




「星来ーっ!!」



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