アクアマリンの秘密
「最果ての国へようこそ。
アクアマリンの姫君…そして彼女を守る5人の騎士たちよ。
私はお前たちを歓迎している。
さあ…我が城へと足を進めよ。
その奥で…私はお前たちが来るのを待っている。」





重く響く声。
柔らかな口調のはずなのに、悪寒が走る。
全身が鳥肌に襲われ、身の毛もよだつ。

もちろんその言葉を発した相手は…





「今のが…イアル…。」



バンッ!!



「星来!!」

「蒼刃っ!?どうしたの?」

「お前…大丈夫か?」

「え?」

「今の…なんともなかったか?」

「え…あ…うん。大丈夫だよ。
イアルの声が聞こえただけで…。」

「そっか…ならいいんだ。」



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