アクアマリンの秘密
「緑志?」
今のは明らかに…この鏡から…
「声は聞こえぬはずなのにな…。
この鏡の魔力を破ったか。
自らも知らぬうちに。」
「どういうことだ?」
「この鏡は…お前のいるこの空間と緑志がいるあの空間を分かつために作られた、狭間の鏡だ。…まぁそれ以外にも目的はあるがな。
兄の苦しむ様子が見てとれ、尚且つ自分の弱る様子を兄に晒す羽目になる。
究極の苦痛だろう?」
「…それが現実だったらな。」
「…どういう意味だ?」
「俺は緑志があいつに負けるとは思えねぇし。
そもそも俺、あんたに負けねぇし。
つーわけで、俺は緑志の苦しむ様子も見なければ、緑志にも俺の無様な姿は見せねぇ。」
「そんな戯言は…私を倒してから言え…!!」
刃を向けてきたのは、向こうだった。
「上等だ!!お前を倒して俺は進む!!あいつを守んなきゃなんねぇんだ!!」
今のは明らかに…この鏡から…
「声は聞こえぬはずなのにな…。
この鏡の魔力を破ったか。
自らも知らぬうちに。」
「どういうことだ?」
「この鏡は…お前のいるこの空間と緑志がいるあの空間を分かつために作られた、狭間の鏡だ。…まぁそれ以外にも目的はあるがな。
兄の苦しむ様子が見てとれ、尚且つ自分の弱る様子を兄に晒す羽目になる。
究極の苦痛だろう?」
「…それが現実だったらな。」
「…どういう意味だ?」
「俺は緑志があいつに負けるとは思えねぇし。
そもそも俺、あんたに負けねぇし。
つーわけで、俺は緑志の苦しむ様子も見なければ、緑志にも俺の無様な姿は見せねぇ。」
「そんな戯言は…私を倒してから言え…!!」
刃を向けてきたのは、向こうだった。
「上等だ!!お前を倒して俺は進む!!あいつを守んなきゃなんねぇんだ!!」