アクアマリンの秘密
「あなたは…人間の心…ちゃんと持ってる…。」
「そんなものは、過去と一緒に捨てた。」
「…っ…そんなこと…ないっ…。」
「黙れ!!お前に何が分かるっ!!」
「分かんない!!あたしには…確かに何にも分かんない。
今感じたのは…あなたの心の奥の願いと…寂しさだけだから。」
「私の願い?それに…寂しさ?
…存在しないな、私には。」
「それは嘘よ、セリユ。
だから…あなたはイアルのそばにいるの…きっと。」
「何?」
「その気持ちを隠すために、イアルのそばにいるのよって言ってるの。
だったら…哀しいだけだわ。
いつから歪んでしまったの?」
「歪み…だと?」
「あなたには…とても純粋な一つの感情があったわ。
その想いは…人間なら誰もが抱くし、当たり前なものよ。
それがどうして…こんな風に破壊を好む人間の手助けをすることに…。」
「イアル様を蔑む言動を許しはしないぞ。」
「あなたは…本当に破壊を望んでいたの?
あたしには…どうしてもそんな風には思えない。」
「イアル様の望みが私の望みだ。」
「嘘。」
「嘘ではない。」
「困ったなぁ…。あなた、意外と頑固なのね。」
「頑固なのはお前だ。」
「なら、あたしたちは似た者同士ってことになるわね。」
「そんなものは、過去と一緒に捨てた。」
「…っ…そんなこと…ないっ…。」
「黙れ!!お前に何が分かるっ!!」
「分かんない!!あたしには…確かに何にも分かんない。
今感じたのは…あなたの心の奥の願いと…寂しさだけだから。」
「私の願い?それに…寂しさ?
…存在しないな、私には。」
「それは嘘よ、セリユ。
だから…あなたはイアルのそばにいるの…きっと。」
「何?」
「その気持ちを隠すために、イアルのそばにいるのよって言ってるの。
だったら…哀しいだけだわ。
いつから歪んでしまったの?」
「歪み…だと?」
「あなたには…とても純粋な一つの感情があったわ。
その想いは…人間なら誰もが抱くし、当たり前なものよ。
それがどうして…こんな風に破壊を好む人間の手助けをすることに…。」
「イアル様を蔑む言動を許しはしないぞ。」
「あなたは…本当に破壊を望んでいたの?
あたしには…どうしてもそんな風には思えない。」
「イアル様の望みが私の望みだ。」
「嘘。」
「嘘ではない。」
「困ったなぁ…。あなた、意外と頑固なのね。」
「頑固なのはお前だ。」
「なら、あたしたちは似た者同士ってことになるわね。」