アクアマリンの秘密
…月星の魔導書、お願い。
あたしに力を貸してください。

自分の記憶なんて全部なくなっても構わないから。
守りたいの。みんなのことを。
…蒼刃のことを。






















「デドルフィナート。」









月星の魔導書に載っていた、封印の言葉を口にした。
その瞬間にあたしの手から出た炎のようなものが、イアルの両腕と両足を封じる。


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