アクアマリンの秘密
「蒼刃!!陛下に対してその態度は…。」

「構わん、緑志。
話は終わりじゃ。お前にはつまらん話じゃったろう?すまぬな。」

「…本当にこいつの目覚めを待つしかないのか?」

「そうじゃ。残念ながらな。」

「目覚めんのか。」

「それは分からぬ。」

「…なんでこいつなんだよ…。」

「それも…答えられぬ。わしには。

…さて、まずは一度、ナチュラルアースに戻るぞ。
今荒れ果てていないのは、ナチュラルアースしかないからの。
そして明日からアクアマリンの復興に入る。」

「あ…陛下。」

「なんじゃ、緑志。」

「星来のご両親は…。」

「ナチュラルアースにおる。
アクアマリンが襲撃された時に、月叉が送ったからの。」

「そう…ですか…。良かった…。」

「では行くぞ、『テレポート』」












一瞬でアクアマリンに別れを告げ、俺たちの身体はナチュラルアースへと移動した。



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