アクアマリンの秘密
「鋭いね…。
それはね…オレが閉心術を使ってたからだよ。」
「閉心術…?」
「とはいっても…星来が自分の力を上手くコントロールできるようになっちゃうと、オレの閉心術なんかは簡単に破られちゃうけどね。
オレの魔力の基礎値は星来に遠く及ばないから。」
「そっ…そんなこと…。」
「いや、これは本当の話だよ。
魔力は遺伝だって話をしただろう?魔力の基礎値って生まれた時から決まってて、自分ではどうすることも出来ないんだ。
だから…時が来たらオレの心は全部星来に見透かされてしまう。
でも…ごめんね。今はまだ何も見せられない…。
閉心術なんか使ってるのは…星来を信頼してないとか、そういうわけじゃないから…。」
「いえっ…そんなことは思ってないです。
不思議だなって…思ってただけで…
桃依や蒼刃の気持ちは、ちょっと触れただけですぐ入ってきちゃったから…。」
「桃依も蒼刃も閉心術なんか学ぶ機会が無かったんじゃないかな…?
それに…『想い』が強いんだよ。特に蒼刃は。」
「え…?」
「蒼刃の『気』は特に強い。何て言えばいいか分からないけど…
真っすぐで止まることを知らないって感じかな…
…蒼刃の『ソード』のようにね。
だから…蒼刃の気持ちは入ってきやすいと思うよ。
んー…でもまぁ…オレの専門範囲じゃないからなぁ…『ハート』は。
だから詳しいことは申し訳ないけど分からない。
星来の能力について、一番よく分かっているのはきっと…その『月星の魔導書』だよ。
その魔導書が全て…導いてくれる。」
「魔導書が…。」
それはね…オレが閉心術を使ってたからだよ。」
「閉心術…?」
「とはいっても…星来が自分の力を上手くコントロールできるようになっちゃうと、オレの閉心術なんかは簡単に破られちゃうけどね。
オレの魔力の基礎値は星来に遠く及ばないから。」
「そっ…そんなこと…。」
「いや、これは本当の話だよ。
魔力は遺伝だって話をしただろう?魔力の基礎値って生まれた時から決まってて、自分ではどうすることも出来ないんだ。
だから…時が来たらオレの心は全部星来に見透かされてしまう。
でも…ごめんね。今はまだ何も見せられない…。
閉心術なんか使ってるのは…星来を信頼してないとか、そういうわけじゃないから…。」
「いえっ…そんなことは思ってないです。
不思議だなって…思ってただけで…
桃依や蒼刃の気持ちは、ちょっと触れただけですぐ入ってきちゃったから…。」
「桃依も蒼刃も閉心術なんか学ぶ機会が無かったんじゃないかな…?
それに…『想い』が強いんだよ。特に蒼刃は。」
「え…?」
「蒼刃の『気』は特に強い。何て言えばいいか分からないけど…
真っすぐで止まることを知らないって感じかな…
…蒼刃の『ソード』のようにね。
だから…蒼刃の気持ちは入ってきやすいと思うよ。
んー…でもまぁ…オレの専門範囲じゃないからなぁ…『ハート』は。
だから詳しいことは申し訳ないけど分からない。
星来の能力について、一番よく分かっているのはきっと…その『月星の魔導書』だよ。
その魔導書が全て…導いてくれる。」
「魔導書が…。」