アクアマリンの秘密
あたしは魔導書のそのページに目を落とす。
「心を読まない方法…
全てを閉じて、心を無にする。
え…それだけ…?」
「あはは。さすが古の魔導書だね。書き方がざっくりしてる。
呪文はないの?なんていうか…俺たちみたいな『ヒール』とか『フライ』とか…。」
「えっと…待ってくださいね…。
あ!!ありました!!えっと…『ゼロ』…?」
「ゼロ?」
「ゼロって書いてあります。
全てを閉じて、心を無にして『ゼロ』と唱える。
そうすれば、どのくらいもつのか分かりませんがある程度は読まなくて済むみたいです…。」
「そっか…
やっぱりハートは持ち主自体が少ないから詳しいことは良く分かってないんだね。」
「そう…みたいです…。でも、頑張ってみます。」
「うん。」
「じゃ、ちょっと早速やってみますね。」
「星来、頑張ってー♪」
「ありがと、桃依!!」
あたしは意識を集中させた。
全てを閉じて…心を無にする。
ゆっくり目を閉じた。
「ゼロ」
「心を読まない方法…
全てを閉じて、心を無にする。
え…それだけ…?」
「あはは。さすが古の魔導書だね。書き方がざっくりしてる。
呪文はないの?なんていうか…俺たちみたいな『ヒール』とか『フライ』とか…。」
「えっと…待ってくださいね…。
あ!!ありました!!えっと…『ゼロ』…?」
「ゼロ?」
「ゼロって書いてあります。
全てを閉じて、心を無にして『ゼロ』と唱える。
そうすれば、どのくらいもつのか分かりませんがある程度は読まなくて済むみたいです…。」
「そっか…
やっぱりハートは持ち主自体が少ないから詳しいことは良く分かってないんだね。」
「そう…みたいです…。でも、頑張ってみます。」
「うん。」
「じゃ、ちょっと早速やってみますね。」
「星来、頑張ってー♪」
「ありがと、桃依!!」
あたしは意識を集中させた。
全てを閉じて…心を無にする。
ゆっくり目を閉じた。
「ゼロ」