アクアマリンの秘密
振り返った先には…


「蒼刃っ!?」

「俺じゃ悪ぃーか?」

「そっ…そんなこと言ってないでしょ?」

「つーか俺の質問に答えろよ?
紫紀と何話してたんだ?」

「何って…別に蒼刃には関係のないことだもん。」

「関係ねぇかは俺が決めるから、話せよ。」

「嫌っ!!っていうかあたし、忙しいんだから!!
今から魔法覚えなくちゃいけないの!!」

「魔法…?何のだよ?」

「何のってヒー…っ…。」


あたしは慌てて自分の口を押さえた。
あたしのバカー!!言っちゃダメじゃん!!



「ヒール…?なんでお前が…。」

「ちょっと蒼刃、こっち来てっ!!」


あたしは蒼刃の腕を引っ張って、あたしの部屋に押し込んだ。



「おいっ…!!」

< 99 / 678 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop