恋色の紙ヒコーキ
「良くない方向に変わってしまう想いもあると思うよ。
だけど…少なくとも、俺たちの気持ちは変わらないと思う。
前に…はるに言ったよね?
たとえ離れ離れになったとしても、俺たちがお互いを想う気持ちは変わらないって。
それは笹川さんも久哉も一緒だよ、でしょ?」
「あったりまえだろ?
はるのことなんて忘れたくても忘れられねぇよ!!」
「はるは一生あたしの大事な親友なんだから…。」
「梨絵ぇ…。」
あたしは梨絵に抱きついた。
「梨絵ーっ大好き大好き大好きー!!」
「あたしも大好きーっ!!」
「何だよ梨絵…
俺にもそんなに『好き』とか言ってくんねぇのに。」
「あはは。
俺も大好きを連呼されたことなんてないかもしれないな。
ちょっと笹川さんがうらやましい。」
「俺もはるがうらやましいなー
あんな風に抱きつけねぇよ。」
「あ!!じゃあ約束しよっ!!」
「約束?」
「うんっ!!
卒業しても、また…
この海でみんなで花火やろうって約束。」
「うん!!約束するっ!!」
「俺も約束する!!」
「約束。」
だけど…少なくとも、俺たちの気持ちは変わらないと思う。
前に…はるに言ったよね?
たとえ離れ離れになったとしても、俺たちがお互いを想う気持ちは変わらないって。
それは笹川さんも久哉も一緒だよ、でしょ?」
「あったりまえだろ?
はるのことなんて忘れたくても忘れられねぇよ!!」
「はるは一生あたしの大事な親友なんだから…。」
「梨絵ぇ…。」
あたしは梨絵に抱きついた。
「梨絵ーっ大好き大好き大好きー!!」
「あたしも大好きーっ!!」
「何だよ梨絵…
俺にもそんなに『好き』とか言ってくんねぇのに。」
「あはは。
俺も大好きを連呼されたことなんてないかもしれないな。
ちょっと笹川さんがうらやましい。」
「俺もはるがうらやましいなー
あんな風に抱きつけねぇよ。」
「あ!!じゃあ約束しよっ!!」
「約束?」
「うんっ!!
卒業しても、また…
この海でみんなで花火やろうって約束。」
「うん!!約束するっ!!」
「俺も約束する!!」
「約束。」