恋色の紙ヒコーキ
あたしの頭は混乱したまま。
なのにあたしの手はいつの間にか陽に握られている。
また観客の女の子たちの悲鳴が凄い…。
「僕を探しに来てくれてありがとう…
こんなに…汚れてしまったね。」
そう言いながらあたしのほっぺにそっと手を添える陽。
そんな姿にまたしても悲鳴があがる。
「ジョシュア様…?」
「君に…とても会いたかったよ。」
「え?」
思わず聞き返す。
いっ…意味が分からない…んだけど…?
なんで?ジョシュアってこんなことシェイルに言わないよ!!
「リリアにも話したんだよ、君のことを。」
「私のこと…?」
「ああ。僕には愛している女性がいるんだってことをね。」
「愛している…
それは婚約者の方ではなく?」
「婚約者なんか愛していないよ。
僕が愛しているのは…たった一人だけだよ。」
「…。」
なんて言えばいいんだろう…
展開が全然読めない!!
「僕が愛しているのは…
君だけだ、シェイル。」
なのにあたしの手はいつの間にか陽に握られている。
また観客の女の子たちの悲鳴が凄い…。
「僕を探しに来てくれてありがとう…
こんなに…汚れてしまったね。」
そう言いながらあたしのほっぺにそっと手を添える陽。
そんな姿にまたしても悲鳴があがる。
「ジョシュア様…?」
「君に…とても会いたかったよ。」
「え?」
思わず聞き返す。
いっ…意味が分からない…んだけど…?
なんで?ジョシュアってこんなことシェイルに言わないよ!!
「リリアにも話したんだよ、君のことを。」
「私のこと…?」
「ああ。僕には愛している女性がいるんだってことをね。」
「愛している…
それは婚約者の方ではなく?」
「婚約者なんか愛していないよ。
僕が愛しているのは…たった一人だけだよ。」
「…。」
なんて言えばいいんだろう…
展開が全然読めない!!
「僕が愛しているのは…
君だけだ、シェイル。」