恋色の紙ヒコーキ
「えぇ!?」


思わず『素』の声が出る。
ありえない!!なにこの展開!!全然ついていけないっ!!


「ジョシュア様…何かの間違いでは…?」

「この想いが間違いなはずないだろう?
僕はずっと…君だけを愛してきたんだ。」


陽の口から出る『愛する』という言葉に対して、あたしの顔はすごく素直で、自分でも分かるくらいに赤くなる。
もーっ!!どうすればいいのっ!?

あたしは助けを求めるように舞台袖に隠れている飛鳥を見る。


「はるっ!!くっついちゃっていいから!!」

「へ?」



なっ…何?今の…?
くっついちゃっていいからって何!?
え…ちょっともう…どうすればいいの!?



「君の気持ちを聞きたいんだ。シェイル。」

「私の気持ち…ですか?」

「うん。
君は…僕を愛しているかい?」

「え…っと…。」



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