恋色の紙ヒコーキ
「…それだけ?」
ちょっといつもと違って少し意地悪な顔をする陽。
「それだけって…
今のあたしのせーいっぱいだもん!!」
「はいはい。ありがと。
続きはあとで…ね。」
「…っ…陽のバカーっ!!」
「いいよ、バカで。さ、降りるよ。」
やっぱりいつも、陽は余裕。あたしばっかりドキドキさせられる。
あたしだってドキドキさせたいのにー!!
「はる、イルミネーション見に行こう。」
そう言って手を差し出す陽。
もーっ…こうなったら陽もドキドキさせてやるんだから…!!
あたしは陽の手じゃなくて、陽の体に思いっきり抱きついた。
「えっ!?わっ…。」
あたしの勢いが大きすぎて、バランスを崩してそのまま後ろに陽が倒れる。
「ぎゃーっ!!ごめん!!そんな重かった?」
「違う違う。はるが重かったからじゃなくて、いきなりでびっくりしたから…。」
「って陽…その顔…。」
「へ?」
ちょっといつもと違って少し意地悪な顔をする陽。
「それだけって…
今のあたしのせーいっぱいだもん!!」
「はいはい。ありがと。
続きはあとで…ね。」
「…っ…陽のバカーっ!!」
「いいよ、バカで。さ、降りるよ。」
やっぱりいつも、陽は余裕。あたしばっかりドキドキさせられる。
あたしだってドキドキさせたいのにー!!
「はる、イルミネーション見に行こう。」
そう言って手を差し出す陽。
もーっ…こうなったら陽もドキドキさせてやるんだから…!!
あたしは陽の手じゃなくて、陽の体に思いっきり抱きついた。
「えっ!?わっ…。」
あたしの勢いが大きすぎて、バランスを崩してそのまま後ろに陽が倒れる。
「ぎゃーっ!!ごめん!!そんな重かった?」
「違う違う。はるが重かったからじゃなくて、いきなりでびっくりしたから…。」
「って陽…その顔…。」
「へ?」