恋色の紙ヒコーキ
*陽side*
「どういうつもり?陽…
あなたの部屋ではるちゃんを一人占めするなんて…
ねぇあなた!!」
「まったくだよ、陽。
せっかく晴香さんが遊びに来てくれたっていうのに。
それに私たちだって話がしたいんだよ。」
「だから…俺が先だから。
あとでちゃんとリビングにも連れてくるよ。」
「早くしてちょうだいね。」
「…ホント父さんも母さんもはるのこと好きだよね…。」
「そうよー♪
さ、切ったわよ。早く持って行って早くリビングに連れて来て!!」
「……分かったよ。」
俺はケーキを二つ持って階段を上った。
「陽遅いよーっ!!
っていうかケーキ食べるんだったらリビングで陽ママと陽パパと食べたかったっ!!」
そう言ってケーキを頬張るはる。
すっかりさっきの出来事を忘れてる。
あんだけ迫ったんだけどな。
しかもほっぺにクリームついてる。
「どういうつもり?陽…
あなたの部屋ではるちゃんを一人占めするなんて…
ねぇあなた!!」
「まったくだよ、陽。
せっかく晴香さんが遊びに来てくれたっていうのに。
それに私たちだって話がしたいんだよ。」
「だから…俺が先だから。
あとでちゃんとリビングにも連れてくるよ。」
「早くしてちょうだいね。」
「…ホント父さんも母さんもはるのこと好きだよね…。」
「そうよー♪
さ、切ったわよ。早く持って行って早くリビングに連れて来て!!」
「……分かったよ。」
俺はケーキを二つ持って階段を上った。
「陽遅いよーっ!!
っていうかケーキ食べるんだったらリビングで陽ママと陽パパと食べたかったっ!!」
そう言ってケーキを頬張るはる。
すっかりさっきの出来事を忘れてる。
あんだけ迫ったんだけどな。
しかもほっぺにクリームついてる。