恋色の紙ヒコーキ
「普通でなんかいられない…。」
「へ?」
そう言ってさらに強く抱きしめる。
はるの頭をぐっと自分の方に引き寄せた。
「陽…?」
「はる…俺は君が思ってるよりずっと…独占欲が強いんだよ…。」
「え…?」
言葉にするべきではないということは分かってた。
でもいざ口にしたら止まりそうもない想い…。
「だからいつでも触れていたいし、離したくない。
きっとはるが思ってるよりも俺は子どもで…」
「っ…そんなことないっ…
陽はあたしなんかよりずっと大人だよ…
だって…いつも余裕、あるでしょ?いろんなことに対して…。」
「それは…大人ぶってるだけ…だよ。
本当は余裕なんてないんだ。」
俺ははるを少し腕から開放して、その髪に触れる。
「はるの目の前だと…余裕なんてこれっぽっちもないよ。」
「そんな風には見えないよ…。
それに今日の陽は…。」
「今日の俺は…何?」
「へ?」
そう言ってさらに強く抱きしめる。
はるの頭をぐっと自分の方に引き寄せた。
「陽…?」
「はる…俺は君が思ってるよりずっと…独占欲が強いんだよ…。」
「え…?」
言葉にするべきではないということは分かってた。
でもいざ口にしたら止まりそうもない想い…。
「だからいつでも触れていたいし、離したくない。
きっとはるが思ってるよりも俺は子どもで…」
「っ…そんなことないっ…
陽はあたしなんかよりずっと大人だよ…
だって…いつも余裕、あるでしょ?いろんなことに対して…。」
「それは…大人ぶってるだけ…だよ。
本当は余裕なんてないんだ。」
俺ははるを少し腕から開放して、その髪に触れる。
「はるの目の前だと…余裕なんてこれっぽっちもないよ。」
「そんな風には見えないよ…。
それに今日の陽は…。」
「今日の俺は…何?」