恋色の紙ヒコーキ
* * *
「あんな風に言っちゃって…大丈夫かな?」
「大丈夫だよ。
どうせ明日もまたあの調子なんだから。
俺にははるがああいう風に言われることのほうがちょっとむかっとするし。
はる、もうちょっと言い返しなよ。」
「んー…だってなんかさー…
話かみ合わないんだもん。
それでも今日は結構言い返したほうだよ?」
「そうかもしれないけどさ…
カチンとくるようなこと言われてもあんまり反撃しないときがあるから心配で…。」
「あたしだっていつもいつも反撃してるわけじゃないもん!!
ちゃんと頭使って冷静に判断してるときだってあるんですー!!」
「はいはい。」
そう言ってポンポンと軽く頭を撫でる陽。
「もーどうやってすぐ子ども扱いする!!」
「子ども扱いじゃないよ。
『彼女扱い』」
ボッと一気に顔が熱くなったのが分かる。
陽はこういうことサラっと言うから…
いつもあたしの心の準備が間に合わない。
「戸田晴香先輩っ!!」
「へ?」
「あんな風に言っちゃって…大丈夫かな?」
「大丈夫だよ。
どうせ明日もまたあの調子なんだから。
俺にははるがああいう風に言われることのほうがちょっとむかっとするし。
はる、もうちょっと言い返しなよ。」
「んー…だってなんかさー…
話かみ合わないんだもん。
それでも今日は結構言い返したほうだよ?」
「そうかもしれないけどさ…
カチンとくるようなこと言われてもあんまり反撃しないときがあるから心配で…。」
「あたしだっていつもいつも反撃してるわけじゃないもん!!
ちゃんと頭使って冷静に判断してるときだってあるんですー!!」
「はいはい。」
そう言ってポンポンと軽く頭を撫でる陽。
「もーどうやってすぐ子ども扱いする!!」
「子ども扱いじゃないよ。
『彼女扱い』」
ボッと一気に顔が熱くなったのが分かる。
陽はこういうことサラっと言うから…
いつもあたしの心の準備が間に合わない。
「戸田晴香先輩っ!!」
「へ?」