恋色の紙ヒコーキ
なんだかもやもやが心に残る。
進路が明確に決まってないからってのもあるかもしれないけど…
それ以上にあたしの頭の中に残ったのは
『みんなと一緒にいる時間は永遠じゃない』
って言葉。
てらりんの言う通りなのは分かってる。
あたしだっていつまでもこんな時間が続くわけじゃないって分かってる。
友情が壊れるとは思ってないっててらりんが言ってたし、あたしもそうだって思う。
だけど…
今あるこの時間が永遠じゃない、
それがもうすぐ終わってしまうって認めること…
それが少しだけ怖い…のかもしれない。
ふと、そんなことを思う。
気がつくとあたしの足は屋上に向かっていた。
屋上のドアを開ける。
気持ちの良い風が舞い込んでくる。
あたしは大きく息を吸った。
そしていつもの定位置に座る。今日は一人だけど。
「進路…かぁ…あたし、何になりたいんだろ?」
キーンコーンカーンコーン…
「あ、鳴った。けど、いっか。サーボりっ!!」
空に向かってそう口にした。
「あーあ…空から答えが降ってくればいいのになぁ…。」
あたしはゴロンと横になった。そして、空を見上げた。
進路が明確に決まってないからってのもあるかもしれないけど…
それ以上にあたしの頭の中に残ったのは
『みんなと一緒にいる時間は永遠じゃない』
って言葉。
てらりんの言う通りなのは分かってる。
あたしだっていつまでもこんな時間が続くわけじゃないって分かってる。
友情が壊れるとは思ってないっててらりんが言ってたし、あたしもそうだって思う。
だけど…
今あるこの時間が永遠じゃない、
それがもうすぐ終わってしまうって認めること…
それが少しだけ怖い…のかもしれない。
ふと、そんなことを思う。
気がつくとあたしの足は屋上に向かっていた。
屋上のドアを開ける。
気持ちの良い風が舞い込んでくる。
あたしは大きく息を吸った。
そしていつもの定位置に座る。今日は一人だけど。
「進路…かぁ…あたし、何になりたいんだろ?」
キーンコーンカーンコーン…
「あ、鳴った。けど、いっか。サーボりっ!!」
空に向かってそう口にした。
「あーあ…空から答えが降ってくればいいのになぁ…。」
あたしはゴロンと横になった。そして、空を見上げた。