恋色の紙ヒコーキ
「前にも言ったと思うけど…
卒業なんかで俺たちがバラバラになるなんてこと、あるわけないよ。」
「どうして…そんなことが言えるの?」
「俺、はると離れる未来を想像できない。
たとえ、距離的に離れることになったとしても、はるを想う気持ちは絶対に変わらないよ。」
「そんなの…離れてみないと分かんないじゃん…
陽が行く大学で、めちゃめちゃ美人な子がいて猛アタックされたらさ、陽だって近くにいるその子が好きになっちゃうかもしれない…。」
ふぅ…とため息をつく。
今のはちょっと傷ついたんだけど…
「俺ってそんなに信用ない?」
「違うっ!!そういう意味じゃないけど…。」
「じゃあ何?」
「自信ない。離れたら…
あたしがやってけなくなるかも…。」
「それ、ちょっと嬉しいけどちょっと複雑だな。」
「嬉しい?なんで?」
「はるの中で俺がそれだけ大きな存在ってことでしょ?
そのこと自体は単純に嬉しいよ。」
「ちょ…そんなこと真顔で言わないでよっ!!なんだか照れる…。」
「ははっ。じゃあどんな顔して言えばいいのさ?変顔?」
「変顔出来んの?」
「そりゃ出来ないことはないけど…って話逸れてる逸れてる。」
「ごめん…。」
卒業なんかで俺たちがバラバラになるなんてこと、あるわけないよ。」
「どうして…そんなことが言えるの?」
「俺、はると離れる未来を想像できない。
たとえ、距離的に離れることになったとしても、はるを想う気持ちは絶対に変わらないよ。」
「そんなの…離れてみないと分かんないじゃん…
陽が行く大学で、めちゃめちゃ美人な子がいて猛アタックされたらさ、陽だって近くにいるその子が好きになっちゃうかもしれない…。」
ふぅ…とため息をつく。
今のはちょっと傷ついたんだけど…
「俺ってそんなに信用ない?」
「違うっ!!そういう意味じゃないけど…。」
「じゃあ何?」
「自信ない。離れたら…
あたしがやってけなくなるかも…。」
「それ、ちょっと嬉しいけどちょっと複雑だな。」
「嬉しい?なんで?」
「はるの中で俺がそれだけ大きな存在ってことでしょ?
そのこと自体は単純に嬉しいよ。」
「ちょ…そんなこと真顔で言わないでよっ!!なんだか照れる…。」
「ははっ。じゃあどんな顔して言えばいいのさ?変顔?」
「変顔出来んの?」
「そりゃ出来ないことはないけど…って話逸れてる逸れてる。」
「ごめん…。」