恋色の紙ヒコーキ
* * *
俺ははるの家に急ぐ。
早く誤解を解きたい。
そして今すぐ…
抱きしめたい。
ピンポーン…
「は~い?」
「あ、五十嵐です。」
「あら、陽くん!!
待ってねー今開けるから!!」
ガチャッ…
「陽くんますますイケメンになったわね!!」
「あ…りがとうございます…秋奈さん。」
「はると喧嘩したんだって?」
「あ、いや…そういうわけじゃ…。」
「じゃ、陽くんを好きな他の女の子に攻撃でもされたかな?
昨日すっごい顔で帰ってきたからびっくりしちゃった。」
「すごい顔?」
「もーどんだけ泣くの?って感じ。
ボロボロだったわねー。
んじゃ、慰めてあげてね。」
そう言って俺にウインクすると、秋奈さんはリビングに戻っていった。
俺は深呼吸して、はるの部屋のドアをノックする。
コンコン…
「秋姉?」
「ううん。俺。」
「よ…う…?」
少しトーンの下がった声が返ってくる。
「入ってもいい?」
「…だめ!!
あたし、風邪ひいてるから…うつしたくない。」
「俺は構わない。」
俺は半ば強引にドアを開けた。
俺ははるの家に急ぐ。
早く誤解を解きたい。
そして今すぐ…
抱きしめたい。
ピンポーン…
「は~い?」
「あ、五十嵐です。」
「あら、陽くん!!
待ってねー今開けるから!!」
ガチャッ…
「陽くんますますイケメンになったわね!!」
「あ…りがとうございます…秋奈さん。」
「はると喧嘩したんだって?」
「あ、いや…そういうわけじゃ…。」
「じゃ、陽くんを好きな他の女の子に攻撃でもされたかな?
昨日すっごい顔で帰ってきたからびっくりしちゃった。」
「すごい顔?」
「もーどんだけ泣くの?って感じ。
ボロボロだったわねー。
んじゃ、慰めてあげてね。」
そう言って俺にウインクすると、秋奈さんはリビングに戻っていった。
俺は深呼吸して、はるの部屋のドアをノックする。
コンコン…
「秋姉?」
「ううん。俺。」
「よ…う…?」
少しトーンの下がった声が返ってくる。
「入ってもいい?」
「…だめ!!
あたし、風邪ひいてるから…うつしたくない。」
「俺は構わない。」
俺は半ば強引にドアを開けた。