ただ、唄うだけ。
君と僕
ここには僕がいて
君も、いる
だから笑い合えるんだよ
だから愛し合えるんだよって
僕は君に笑って話ました
出会ったころはただの知り合いで
出会う前は赤の他人です
もし1歩間違えれば
僕たちは出会うことはなかったのでしょうね
僕は別の誰かを愛し
君は僕以外の誰かのもとに
そう考えると案外〝運命〟も馬鹿に出来ないモノなのですね
いまここに僕がいて
君も、いる
だから見つめ合えるんだよ
だから触れ合えるんだよって
僕は君に伝えました
出会ったころはただの知り合いで
いまはもうこれ以上ない程の愛しい存在
君はもどかしそうに笑う
そうして、もうどうせなら
1つになってしまいたいなんて君が言うから僕はそれを断ります
この時代 この場所に
君と、僕
2人がいるから僕たちはお話できるんだよ
2人がいるから笑い合えるんだよ
もし僕達が1つだったらきっと今も寂しいんだよ
そう言って僕等はギュって 手を
握りました