足跡
あ〜頭痛い゛〜


もーほんとむりぃ〜


だだこねる二人


見てるとなんか安心する


おはよー

おはよー

おはよー

前と違って朝は
おはよーの言葉から始まるようになった


あれ〜なんか顔色悪いよ?
せな、あの二人なんかあったの?

心配そうにちかが私に聞いてくる

あ〜あれね〜
ただの二日酔い〜
ばかだからねっ


なぁ〜んだっ
心配して損したよっ

ちかは前のように
ふつうに話しかけてくる

嬉しいけどやっぱりまだ胸が痛いよっ


こんなふうに毎日平凡にすぎていった


時間が経つにつれて
みんなも私たちを
恐れたりしないようになった

みんなでふざけあって
笑いあった

時には喧嘩もしたけど

今までのようなことにはならない

必ず仲裁する人がいるからだ

仲良くなればなるほど
やっぱり悪さだってする

こらー!!って
先生が怒る声もう聞き飽きたよ


親に連絡されるのだって手慣れたもの


職員室に行っては
よく遊んだりして怒られたり
寒くなってくると
ストーブにあたりにいったりした。

二限目保健室ね〜

これ定番!!

みんなそろって保健室集合
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