今夜,君と…。


ナナセを駅まで送りたかったけど,意外にもしっかりした足取りで歩いていったし,そろそろほんまに戻らなあかんから渋々手を振った。

顔を赤らめて小さな声で,
「ばぃばぃ…」

って…。



俺には全てが新鮮やった。






いまはまだ,
1%の現実のナナセと99%の妄想のナナセしか語られへんけどさ。






…もっかい会いたい。





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