Coffee?
「まあ、ここにいろよ。」


「央もいてくれる?」


「おうよ。
だからさ、海斗を放っていくような真似すんな。
寂しがってんだろ。」



言われてみると、海斗がこっちを見ていた。



聞こえていたのか、今の会話。



「…帰る。」


「おい!」


「着替え、とか。
取りに帰る。」


「紛らわしいこと言うんじゃねーよ。」



央に頭を小突かれ、あたしは央のアパートを出た。








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