Coffee?
「なぁ。」


「何?」



あたしはいただきますと手を合わせながら、央をみた。



「海斗、やっぱ由宇希がいて安心したんだよ。」


「何を言いだすかと思えば。」


「マジだよ。
お前来てから寝たもん。」



あたしは黙っておかゆを口に運んだ。



「きっと、お前がいたから寝れたんだ。」



だから、お前は海斗といるべきなんだ。



央が真っ直ぐあたしの目を見つめた。



そんなに見つめられると照れる。



やっぱりあたしは央から目をそらしておかゆを食べるしかなかった。













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