㎝恋愛*センチメ-トルレンアイ*



「あっそ。もう大丈夫だから。ありがと」


そう言って海斗の部屋から出ようとすると。


ガシッ


海斗に腕を掴まれた。


「ちょっと!!なんなのよ!!」


「俺がそのまま帰すと思う??」


はっ!?


帰すもなにも、ここ、私の家だよね!?

なに言ってんのよ…


そんなことを思っていると。


チュッ


「これで落とし前付けておくよ。俺が助けたんだからそれなりのことはしてもらわないとね♪」


もうここまで来たら感心します。
貴方のその精神に。


またキスされた私はしばらく、放心状態だったのは言うまでもない。


こうして、幼なじみとの同居はスタートしたのでした。
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