㎝恋愛*センチメ-トルレンアイ*
*3㎝*幼なじみと学校。

*Saika*


本日快晴!!
絶好の入学式日和!!


今日、私は湊(みなと)高校に入学する。


そこは名門ではないにしろ、そこそこ良いレベルで、制服も可愛い。


だから学校の説明会のとき、絶対この高校に入る!!
と誓い(?)見事合格したのだ。


制服のリボンを整えていると、

「紗維華―遅刻するわよ―」


とお母さんの声が。


「は―い;;今行くよ―!!」


と言って、下のリビングへ下りていくと…

どっかで見たような見ないような制服を着た海斗がいた。


「おはよう、さい。朝から騒がしいねぇ…」


こっ…こいつ…
お母さんたち居ないからって裏で話してやがる…


「すいませんねぇ。うちはあんたの家と違って庶民なんでこれが普通なんですよ―だ。」

私は嫌味たっぷりに言い放ち、テ―ブルについた。


それにしても…
海斗の制服どこで見たんだっけなぁ…


「何?俺になんか付いてる?」

私はいつの間にか海斗を見すぎてたらしい。
私不審がられてるよ…


「いや…海斗の制服どっかで見たことあるきがして…」
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