㎝恋愛*センチメ-トルレンアイ*
「なにボケてんの?」

「えっ!?」

「俺、さいと同じ高校だし。」
海斗そんなの当たり前と言うかのように、いい終えてからお母さん特製のオムレツを飄々と食べていた。

「はい!?なんで!?なんで海斗と学校まで一緒な訳!?まじあり得ない!!お母さん!!私もう行く!!」

そう叫んで家を飛び出した。

家を出て、周りを良く見ていなかったのか…

ドンッ

「いった~い…」

そこで誰かとぶつかった。

「ごめん!!大丈夫??」

「いえ…大丈夫です…」

ぶつかった人は男の子だった。
しかも私と同じ学校らしい。
海斗と同じ制服を着ていたから。

「いや急に飛び出した私が悪いんで(汗)」

「あははっ確かに。君、俺と同じ学校だね?俺、成瀬來(なるせらい)、今日から湊高校一年生!!」

「本当!?私も!!私、梶原紗維華!!」

と、まぁ普通の自己紹介をした。

「さいっ…」

声のした方を見ると。

「俺のさいになにしてんの?」

……超俺様な海斗が居ました。
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