㎝恋愛*センチメ-トルレンアイ*
*2㎝*幼なじみと同居。
*Umito*
紗維華がめっちゃ天パってる(笑)
めちゃくちゃ面白い(笑)
でも本当の事だし。
俺が日本に帰国中、俺のめんどうは全部、梶原家が引き受けてくれるって、俺たち家族がアメリカに行くとき、ちゃんと印鑑もサインもして、親父の手元にある。
だから俺は紗維華の家に住める、正統な理由があるのだ。
ああ、紗維華の今の顔ウケる…
思いっきり魂抜けてますって顔してるし(笑)
「本当に海斗がうちに住むの?!」
はい、これで五回目ー。
いい加減信じようよ…
荷物重いし。
さっきからずっと紗維華の質問に答えていて、段ボールを抱えている俺の手は痺れてきている。
「だから何回も言ってるように、今日からここに住むの!!」
「……本当に信じらんない…お母さん!!」
あ、荷物持った俺はシカトですか。
はいそうですか。
「きゃッ!!」
痺れをきらした俺は、荷物を床に置き、紗維華の腕を引っ張った。
そして壁へと追い込む。
紗維華の顔の横に俺の腕を折って置き、足で紗維華の行く手を阻む。
そして。
「いい加減にしないと、またキスするよ??良いの??それでも。」
俺の本当の性格で、甘く、妖艶に紗維華に囁く。