『その声でささやいて』キケンな教師と危ないカンケイ
「生意気なんだよ!うちらが何年か分かって言ってんの?」
「分かってるよ?三年でしょ?あー、でも頭は幼稚園レベルなんだっけ?」
亜耶は騒ぎ出した女達をおちょくっている。
『ヤバイ』って思っているけれど、楽しんでいる私もいる。
「調子乗ってんじゃねーぞ!!」
とうとうキレ出した女を尻目に亜耶は涼しい顔。
「私達は調子に乗ってないし!ふざけてんのはアンタ達でしょ?」
「は?その生意気な性格直してやるよ!」
両手を後ろに束ねられながら、団体で歩く。
着いた先は体育倉庫だった。