『その声でささやいて』キケンな教師と危ないカンケイ
不必要
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静まり返る車内。
ルームミラー越しに交わる二つの視線。
「何で今日も後ろに座ってんだ?」
不思議そうに呟く。
「あぁ。なんとなく。前に乗った時が後部席だったからかな」
「そうか。なんかお前社長みてぇだな。俺が運転手ってのが気に入らねぇけど」
「先生じゃ運転手無理だね」
「何でだよ?」
ちょっと不機嫌そうに振り向く。
「だって……スピード狂だし…運転が荒いってか…」
「俺は安全運転だろうが!こんなに安全運転してるヤツ他にはいねぇ」
「はいはい」
「おい!今適当に返事しただろ?」