『その声でささやいて』キケンな教師と危ないカンケイ
ご飯を食べ、お風呂にも入り後は寝るだけ。
あと1時間もすれば、日付も変わる。
ベッドに入り、うとうととしかけた時だった。
玄関の方からガタガタと物音が聞こえる。
戸締まりはちゃんとしただろうか?
意識の薄れかけた頭で考えるも、働きが鈍い。
その間も物音は増すばかり。
それも確実に近づいて来るのがわかる。
ヤバイ。
この家には私一人。
少しずつ冴えてくる頭。
頭が冴えてくるにつれ、今置かれている状態が非常に悪い事が鮮明になるだけ。