『その声でささやいて』キケンな教師と危ないカンケイ
この人の考えが分からない。
出来るなら……
「その頭をかち割って見てみたい…」
「お前の頭、かち割ってやろうか?」
「………しまった!」
「この馬鹿が」
あぁ、私ってなんて馬鹿。
自分の馬鹿さ加減に眩暈さえする。
「で、いつからやんだ?」
「え?えぇ?やるのは決定なの?」
「お前馬鹿なんだから、やらねぇと上に上がれねぇだろうが」
「うっ。それは…そうとも言え…るかもですけど…」
「今日からやるからな」
「きょ…今日から?」
「当たり前だ。後何日もねぇだろうが」
「はい…」