『その声でささやいて』キケンな教師と危ないカンケイ


制服のポケットの中にある残骸。

目の前にはごみ箱。

辺りを見回し、先生がいないのを確認する。


そっと残骸を握り締めると、それをごみ箱へ放り込んだ。



「先生、待ってよ!」

先を歩く先生に駆け寄った。




これでいい…

これで…




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