『その声でささやいて』キケンな教師と危ないカンケイ


緊張で何も喋れない私に、話し掛けもしない先生。

沈黙が苦しくなってきた、その時―――


‘――チン―’


同時に肩の力が抜ける。

やっと解放された、そんな感じ。



その一方では、やっぱり離れたくない衝動にも駆られる。

―――アマノジャク。

< 68 / 376 >

この作品をシェア

pagetop