Blue Sky
「そういえば、唯まだ決めてないんだっけ? プレゼント。」
「うん。 趣味とか、好きな物とか分からなくて・・・。」
「お兄ちゃんの趣味? ・・・・あっ!!」
「ん? 何?」
「香水にはまってるかな?」
「香水? 何も付けていないイメージなのにね?」
「普段はね? でも、普通に使える香水が欲しいって言ってたかなー。」
「香水見に行こっか!!」
そういって、みどりはこの辺では、一番大きい香水店へ引っ張っていく。
そんなに急がなくてもお店は逃げないよ?っと言いたくなる。
お店に入って、鼻をかすったのはシトラスの香り。
・・・なんか、守さんっぽいな・・・・。
手にとって、もう一度においを嗅ぐ。
そのあと、これといって守さんのイメージに合うのがなくて結局それにした。