Blue Sky
「んじゃ行くか。」
「うん。」
運転するところ、初めて見たな。
免許を持ってたのは知ってたけど、普段会うときは、電車だったし・・・。
なんか緊張するんですけど!!
暗くなっていく空。
いつか見たあの頃の空になんだか似ていた。
「もうちょっと掛かりそうだけど、寝てていいよ?」
「ん? 大丈夫。」
「寝てないんだろ? 目の下のくま隠しきれてないぞ。」
「ばれてた?」
「ふっ。バレバレ。」
隠してたつもりだったんだけどな。
「じゃぁ、お言葉に甘えて。」
「おやすみ」
・・・・・その言葉に吸い込まれるように眠りに着いていった。