君しかいらない

エピソード6



夜が明けるまで抱きしめあっていた。



愛を貪るように

渇いた心に少しばかりの水を求めて




ねえ


いつまでもこうしていられたなら


この実がいつか落ちる事なんてなかったのかもしれないよ…




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